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赤羽橋駅 現在取材中!

三田獅子丸
三田獅子丸

水炊きの全てを最高の味に変える
地鶏の旨味が凝縮した「命のスープ」

九州・博多を代表する鍋料理と言えば、水炊き。とはいえ本場でも一言に「王道の水炊き」スタイルを断定するのは難しいようで、ダシひとつとっても透明なものあり、白濁したスープあり。ちなみに今回取材した三田獅子丸さんは、白濁スープ派。が、そこには本場を越えるこだわりがあるよう。

「当店の水炊き最大の特徴はスープ。ある意味本場よりも“濃い”ですよ(料理長の大越さん)」。濃いと言っても、味付けではなく地鶏の濃度の高さのこと。鹿児島から直送される南薩摩さつま地鶏60羽分の鶏ガラを、何と毎日18時間煮込む。「使っているのは蒸留水と塩だけ。純粋に鶏の旨味が味わえると思います。あと、コラーゲンやカルシウムもたっぷり詰まっていますよ(店長の増田さん)」。まずスープを頂いたが…まるで地鶏のポタージュを味わっているようなクリーミーさ、濃厚さ。さすがこの店の「命のスープ」。

そして実際このスープにより、水炊きのあらゆる食材の魅力が引き出されることに。水炊きのメインである食材・鶏肉、さつま地鶏は、ただでさえ旨味の濃い地鶏が、濃厚スープをくぐることで一層深い味わいに。そして野菜! 濃厚スープでコーティングされることで鶏のコクと風味が加わり、野菜の持つ味がよりくっきりと、鮮明に味わえた。最後の〆のラーメンと雑炊も、二種も食べられないと思いきや、スープの力かどちらも瞬く間にペロリ。「命のスープ」、恐るべし。

水炊きだけでもこれだけの満足感。しかしこの店はそれだけで満足しないようで、「地鶏の刺身や炭火焼、霧島豚の角煮など、他の九州の味も多様に揃えています。お酒も焼酎はもちろん、日本酒、梅酒、ワインと幅広くご用意。好きなお料理とお酒で、ゆっくりくつろいでください(大越さん)」。正直選択肢が多すぎて一度来ただけでは食べられない…ひょっとしてこれ、また来たくなる作戦でもある?

こだわりの地鶏水炊きと焼酎・地酒
個室居酒屋 三田獅子丸
東京都港区三田3-4-11 三田三丁目ビルB1
03-5441-4844
17:00024:00(ラストオーダーは23:00) 無休
大江戸線赤羽橋駅・JR田町駅最寄
http://www2u.biglobe.ne.jp/~maru8/sisimaru.htm

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illustration by Hiroshi Kawai, text by Jun Tanefuji
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