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代々木駅 現在取材中!

かのや
かのや

代々木にある洗練された鹿児島の郷土料理店。
日本の“フロリダ”と呼ばれる鹿屋の味とは?

代々木のランドマークであるドコモタワーに隣接する「ドコモタワーアネックスⅠ」に一風変わった郷土料理店がある。鹿児島県南部の街、鹿屋(かのや)の味を多くの人に味わって欲しいと始まった鹿屋市との“提携プロジェクト”により大阪・東京と出店し、総本店として4年前、代々木にオープンしたのが「本家かのや」。そもそも鹿屋はどんな所なのか、女将さんに伺った。「鹿児島のなかでも鹿屋は、海や山が近く、気候も温暖でカンパチやさつま地鶏、黒豚、さつま芋など美味しい食材の宝庫なんです。」

旨い食材と焼酎が揃う鹿屋はパラダイスじゃないかと勝手に想像していると、挨拶代わりに出てきたのが鹿児島の郷土料理、野菜をふんだんに使ったかきあげの「がね」。サツマイモ・ゴボウ・落花生・三つ葉・タマネギ・ニンジンの天ぷらがこれでもかとタワー状に積み上げられている。何もつけずに頂くとほんのり塩味がして、これが後引く旨さ。

丸い形をした「つけあげ」は、鹿屋市にある「中馬かまぼこ本舗」からすり身を取り寄せ、店で揚げている一品。九州独特の甘い醤油をつけて頂くとたまらない。鹿児島の家庭料理「さつま汁」は、ほっとする味。麦味噌を使用しているため、塩分控えめなうえ野菜たっぷりでヘルシー。「六白黒豚のジャンボ!串焼き」は肉の厚さが1cmはある豪快な串焼きだ。どの料理もヘルシーでボリューム満点ですねと料理長の川合さんに言うと「どの料理もお客さんの事を一番に考えてつくっています。気持ちの入ってない料理は出しません。」

鹿児島と言えば、焼酎。かのやでは、約150種類の焼酎を取り揃えており、その中から女将さんがすすめてくれたのが、鹿屋市の酒造メーカー、大海酒造の「蒼々」と小鹿酒造のプレミアム焼酎「小鹿の郷」。「小鹿の郷」はめったに手に入らないのでメニューに載せていないそうだ。鹿屋の酒に合うツマミは「カツオの腹皮」を焼きで。芳醇な焼酎に野性味溢れる腹皮の味がとても良く合う。

鹿児島のソウルフードと旨い鹿屋の食が味わえる「本家かのや」。鹿児島料理に馴染みがない方でも安心して存分に楽しめる名店である

鹿児島 本家 かのや
東京都渋谷区千駄ヶ谷5-24-3 NTTドコモ代々木ビルアネックスI 3F
03-5363-5150
月~金 11:30~15:00 L.O.14:30、18:00~23:30 L.O.22:30
土日祝 11:30~23:00 L.O.15:30(昼)、22:00(夜)
http://www.balnibarbi.com/shop/honke_kanoya/

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illustration by ケンスケミヤザキ, text by みつるボーイ
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